導入事例

見るための数字から、動くためのKPIへ。最新ツールで日々の実績管理を刷新。

旭油業NEXT株式会社様KPI管理アプリ・ダッシュボード導入事例

旭油業NEXT株式会社様では、従来よりクラウドを使った店舗の実績・KPI*管理を実践されてきました。しかし、運用を積み重ねる中で入力・集計作業が複雑化してきたことをうけ、最新ツールを使って業務を再構築。日々の作業を軽くするだけでなく、数字から気づき、店舗同士が学び、管理者がより深く考えるための仕組みへと進化させています。
*KPI:重要業績評価指標

日々の入力・集計時間を大幅に短縮。
浮いた時間を、課題の分析・改善へ。

  • 20〜30分 → 10分店舗の日次入力時間
  • 1〜1.5時間 → 約30分本部での実績集計時間
  • 毎朝9時 → 即時店舗の実績確認が出来る時刻
導入背景

長年続けてきたデータ活用を、最新ツールで次の形へ。

旭油業NEXT様のデータ活用は、今回の取り組みから始まったものではありません。15年以上前からGoogleの仕組みを活用し、各SSの実績をタイムリーに共有。近年はきめ細やかな行動KPIも現場のマネジメントに取り入れ、店舗の状況を日々把握する業務運用をされていました。

一方で、長く改善を重ねるほど、「この数字も見たい」、「この切り口でも確認したい」と管理ツールやページは増えていきます。そこで、これまで培ってきたKPI管理の考え方は残しながら、入力・集計・可視化を一つの流れで一元管理すべく最新ツールで再構築しました。目的は、仕組みを新しくすること自体ではなく、管理にかける時間を減らし、数字を判断や改善に使いやすい状態にすることです。

Interview

西尾 淳 様

代表取締役社長

「会社・店舗・個人のKPIをすぐ見られるようになったのは大きかったと思います。私も、毎日見ています。」

代表取締役社長 西尾 淳 様

代表取締役社長 西尾 淳 様

「他業界での活用事例を参考に、15年ほど前からクラウドで実績管理をしてきました。ただ、長く続ける中で項目が増え、どこに何のデータがあるのか分かりにくくなってきた。今回、日常的に使いやすいアプリとダッシュボードに整理して、会社・店舗・個人のKPIをすぐ見られるようになったのは大きかったと思います。私も、毎日見ています。」

入力・集計の再設計

同じ数字を何度も触らない。
作業自体を減らし、時間もミスも同時に減らす。

新しい業務では、店舗が日々の実績を一つのアプリから入力し、そのデータを共通基盤に集約。
従来のように、入力後に別の表へ転記し、本部で再び拾い直して加工する工程を極力なくしました。

手入力や転記は、一工程増えるたびに時間だけでなく、入力漏れ・打ち間違い・確認作業も増えます。逆に、人が同じ数字に触る回数を減らせば、作業時間とエラー発生機会の両方を減らせる
今回の業務効率化は、単に画面を使いやすくしたのではなく、業務の流れそのものを整理したことで生まれています。

店舗実績入力アプリの画面(サンプルイメージ)

店舗の日次入力を一つの画面へ集約するアプリ(サンプルイメージ)

遠藤所長が預かる千里ニュータウン営業所では、日次入力が20〜30分程度から10分未満に短縮。
入力画面が一つにまとまったことで、作業の負荷が下がるだけでなく、入力後に進捗を確認するようになりました。

Interview

遠藤 勇希 様

営業推進Division 千里ニュータウン営業所 所長

「今は一つのページで進むようになって、入力だけなら10分もかからないぐらいです。」

営業推進Division 千里ニュータウン営業所 所長 遠藤 勇希 様

営業推進Division 千里ニュータウン営業所 所長 遠藤 勇希 様

「今まではGoogleスプレッドシートで一つ一つの数字を入力していました。報告項目ごとに色んなページがあったのでどうしても入力漏れや転記のミスもあり、毎日20〜30分かかっていました。今は一つのアプリの1ページで済むようになって、入力だけなら10分もかからないです。目標対比進捗が遅れているところも一目で分かるなど、意識して行動できるかなと思います。」

万博南口営業所の米田所長も、以前約30分かかっていた入力が10分強に短縮。入力そのものが軽くなったことで、次に数字をどう使うかへ意識が移っていきました。

Interview

米田 知明 様

営業推進Division 万博南口営業所 所長

「良い店のやり方を聞いて、自分の店でもやってみる。」

営業推進Division 万博南口営業所 所長 米田 知明 様

営業推進Division 万博南口営業所 所長 米田 知明 様

「自分のSSで強みと思っているところ、伸ばさないといけないところを他のSSと比べて見ています。逆に取れていないKPIは、よく結果が出ている店舗に『何やってんですか』って教えてもらう。良い店のやり方を聞いて、自分の店でもやってみる。『悪いよね』ってなったら、じゃあいいところから教えてもらったらいいよねっていうのが一番簡単な方法なんで。数字の変化に気づいて、改善につなげるきっかけになっています。」

見える化から行動へ

数字の差が見えると、「なぜ?」が生まれ、行動が変わる。

入力された実績は、KPIダッシュボード上で店舗別・項目別に可視化。
達成率、前年比、各KPIの進捗を横並びで確認できるようにしました。一覧表では気付きづらい差も、グラフならパッと見た瞬間に把握できます。

KPIダッシュボードの画面(サンプルイメージ)

店舗間のKPI進捗・前年比などを確認できるダッシュボード(サンプルイメージ)

ここで重要なのは、比較そのものではなく、その先です。数字の差が見えることで、”なぜこの店舗は良いのか”、”自分たちは何が足りないのか”という問いが生まれます。
そこから他店舗のやり方を聞き、自分たちの現場で試してみる。
こうした動きが積み重なることで、KPIは単なるKPIのモニタリングのツールではなく、店舗同士の学び合いを生み、現場の当事者意識を高めるきっかけになります。

Interview

佐竹 博明 様

営業推進Division カーライフサービス事業部 課長

「やっぱりチーム全員でやってこその達成だと思います。」

営業推進Division カーライフサービス事業部 課長 佐竹 博明 様

営業推進Division カーライフサービス事業部 課長 佐竹 博明 様

「今取り組んでいるKPIって、所長一人がやっても上がるものではないんです。やっぱりチーム全員でやってこその達成だと思います。成功しているSSは、チームとして動けている。ダッシュボードによって、数字が見える、見た目でパッと見てすぐ分かることで、店全体で同じ目標を意識しやすくなったと思います。あとはSSからしたら、やっぱり入力の業務が簡潔になった。省力化された。この時間を有効に使ってほしいと思います。」

分析・マネジメントの高度化

数字を作る時間を減らし、”なぜそうなったか”を考える時間へ。

本部側では、SSが入力した数字を店舗ごと・項目ごとに拾い、別シートへ貼り付け、足りない数字を手入力し、グラフ化する作業が必要でした。
佐竹課長は毎朝1〜1.5時間程度かけていた集計が約30分に、山本課長も1時間を軽く超えていた作業が半分程度になったと話します。

この時間削減は、そのまま分析の深さに変わっています。例えば車検では、口コミ件数や評価と実績の関係を見ながら、どの行動が結果に結びついているのかを確認する。
単なる集計・実績確認から、原因仮説を立てて改善策を考える仕事へ時間を使えるようになりました。

Interview

山本 吉泰 様

営業推進Division カーライフサービス事業部 課長

「浮いた時間で、より深掘りできるようになっていると思います。」

営業推進Division カーライフサービス事業部 課長 山本 吉泰 様

営業推進Division カーライフサービス事業部 課長 山本 吉泰 様

「浮いた時間で、より深掘りできるようになっていると思います。今まで見えなかった分、問題の本質をもう少し見られるようになった。私は結構分析が好きなんですが、『何が原因なんだろう』と見ながら、多分これだろうなと一言で言えるぐらいまで深掘りする、という感じです。いいのか悪いのか一目瞭然で、『やっぱ合ってるよね』、『じゃあ、こっちを伸ばすべきですよね』という結論に至ります。」

数字が人の見方も変える

見えてきたのは、業績だけではない。
日常の印象では分からない、個人の頑張りも見える。

可視化の効果は、店舗やKPIの進捗管理だけにとどまりません。個人実績も同じ基準で見えるようになると、新たな発見が生まれます。これは人への見方を店舗の実績だけに頼るのではなく、面談や日々のコミュニケーション時に、もう一つ客観的な事実情報が加わるということです。

また、管理者が朝の集計結果を待たずに数字を確認できるようになったことで、おかしな動きがあれば早い段階で確認し、必要なフォローへつなげやすくなりました。入力・集計の効率化が、最終的にはマネジメント・判断の質向上にも寄与しています。

Interview

豊田 浩 様

営業推進Division カーライフサービス事業部 部長

「頑張ってる人は素晴らしい数字がポンと出てくる。」

営業推進Division カーライフサービス事業部 部長 豊田 浩 様

営業推進Division カーライフサービス事業部 部長 豊田 浩 様

「自分がもっと頑張っていると印象を持っていたが、数字を見るとそうでもなかったりする一方で、面談では口下手で『大丈夫かな』と思っていたスタッフが、実はしっかり数字を上げていたりする。全然やってない人はもう一発ですぐ分かるし、頑張ってる人は素晴らしい数字がポンと出てくる。そこで切磋琢磨して、いい方向に少しずつ進んでいけばいいなと思ってます。」

これから

一人ひとりの生産性を高め、自ら考えて動ける組織へ。

入力・集計を省力化し、数字を見やすくする。そこから店舗間の学び合いが生まれ、管理者は原因を深掘りし、現場では一人ひとりが自分たちのKPIを意識して動くようになる。今回の取り組みは、単なる業務効率化ではなく、数字を起点に人と組織の動き方を変えていくところまで広がり始めています。

西尾社長が次に見据えているのは、人手不足が進む環境でも持続的に成長できる会社です。今いる人材が生産性を上げて、より付加価値の高い仕事に時間を使えるようにすること。そして、一人ひとりが数字に興味を持ち、自ら改善に動く状態をつくっていくことです。

Interview

西尾 淳 様

代表取締役社長

「組織を強化していくためのDXだと思ってます。」

代表取締役社長 西尾 淳 様

代表取締役社長 西尾 淳 様

「これから人手不足には、企業として必ず向き合っていかないといけないと思っています。人を採ることも必要ですが、今いる人材でできる限り工数を減らし、一人当たりの生産性を上げていくことが大事です。

可視化を進めると、ブラックボックスがなくなってくるんですよね、会社として。今まで誰かに聞かなければ分からなかった情報を、必要な人がすぐに取れるようになります。そうすると、無駄なやり取りが減るだけでなく、組織として仕事がしやすくなる。

もう一つ良かったのは、事業所、チーム、そして個々のKPIが可視化されたことによる、スタッフ個人個人の当事者意識が高まったことです。数字を『見せられる』のではなく、分かりやすく見えることで興味が生まれ、意識付けになっていく。そういう状態をつくっていく、組織を強化していくためのDXだと思ってます。」

業務の効率化だけでなく、数字を行動に変えるところまで。

Nichibo TECHでは、既存の業務・管理方法を理解したうえで、現場でのデータ入力の簡素化・自動化、収集・加工の自動化・効率化、分析の高度化など、PDCA改善を一体でご支援します。単なるツール導入ではなく、日々の業務を軽くし、その先の意思決定や改善の行動までつながる仕組みづくりをサポートします。

取材協力企業概要

旭油業NEXT株式会社のステートメント。NEXT for the Future. 地域を支える力を、次の時代へ。私たちは、地域の暮らし・移動・産業を支えるサービスを未来へ進化させ、豊かな日常が続く社会を実現していきます。老舗のベンチャー企業として、地域を支える力を、次の時代へ。
会社名旭油業NEXT株式会社
本社所在地大阪府大阪市北区豊崎3丁目19番3号 ピアスタワー11階
創立2022年10月3日(1951年創立の旭油業株式会社から事業継承)
事業内容石油製品販売、自動車部品販売、自動車整備、自動車リース、損害保険・生命保険代理業、中古車販売、鈑金/修理、フィットネス事業など

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