2023年2月入社。住宅営業の経験を経て日本貿易印刷へ転職。現在は首都圏事業所に所属し、千葉・埼玉・東京を中心に営業活動を行う。バスケやフットサルなどスポーツが趣味。転職と同時に関東に拠点を移し、仕事も生活も前向きに楽しんでいる。

「土日があるだけで、こんなに生活が変わるとは思いませんでした」

― 働き方を見直し、前向きな毎日へ ―

以前も営業職として働いていましたが、勤務時間や休日が不規則になりやすい環境で、オンとオフの切り替えが難しい日々を過ごしていました。スケジュールの自由がきかず、週末にきちんと休めることも少なかったため、プライベートの時間を計画的に持つことが難しい状態が続いていたんです。
また、営業という職種の特性上、成果に対するプレッシャーは当然あるものの、業務の進め方や評価のされ方に納得感を持てない場面もありました。自分の中で「目の前の数字を追うことと、お客様への誠実な対応のバランス」に悩むようになり、長期的に働き続けるイメージが持てなくなっていきました。
そんな中で、「これからは、自分の生活も大切にできる環境で働きたい」という思いが強くなり、転職を決意しました。

「次は、長く働ける会社を」── 転職の軸がブレなかった

転職を考えたとき、「次こそ長く働ける会社を選びたい」と強く思っていました。前職を比較的短期ほどで退職したこともあり、次は腰を据えて働ける環境に身を置きたかったんです。
そこで注目したのが、会社の歴史と社員の年齢層でした。安定して長く働ける企業には、必ずその“土壌”があるはずだと考えたからです。
面接では、首都圏事業所の所長に「社員の平均年齢は?」と率直に質問しました。若手〜ベテランまで幅広い年齢層が在籍していて、長く働いている方が多いと知り、自分の価値観にフィットする職場だと実感できました。

上京という選択が、人生を前に進めてくれた

実は転職活動を始めた当初、私は地元・仙台に戻っており、日本貿易印刷も東北事業所へ応募したのですが、採用の段階で首都圏事業所から「一緒に働きませんか」とお声がけをいただき、思い切って関東への転居を決意しました。
もともと「いつかは関東で働いてみたい」という思いもありましたし、仕事も生活もリスタートするには良いタイミングだと感じたんです。

ワークライフバランスが整い、毎日が前向きになる

転職後の生活は、本当にガラッと変わりました。まず大きいのは、土日休みがしっかり確保されていること。学生時代から続けているバスケやフットサルのチーム活動にも週末に参加できるようになりましたし、スポーツ観戦やイベントにも気兼ねなく行けるようになりました。
以前は、火水の休みですら出勤になることが多かったので、今は「土日のために平日を頑張れる」というポジティブなサイクルができました。
さらに、営業スケジュールを自分で柔軟に組めるのもありがたいです。たとえば、「明日は重要な提案があるから、今日は午後から資料作成に集中しよう」といった動き方ができるんです。前職では営業後の夜に資料を作るのが当たり前で、疲れきった頭でなんとかこなしていたので、今は効率も質も大きく変わりました。

未経験の業界でも、手厚いサポートで安心してスタートできた

現在、主にガソリンスタンド業界の皆さまを顧客として担当しています。住宅業界とはまったく違う業界なので、最初は不安もありました。でも、入社時に「業界知識がまったくない」と正直に伝えると、所長をはじめ先輩方が丁寧な研修とサポートで応えてくれました。
数日間にわたって座学形式で業界の基礎を教えてもらい、現場に出る頃には最低限の土台ができていたので、安心してスタートを切れました。

「知識で無双する営業」を目指して

営業という仕事は、お客様と話す中で、気づきを引き出し、提案につなげていくのが醍醐味だと思っています。
たとえば、雑談の中からヒントを得て、「実はこういう販促もありますよ」と提案できたときはやりがいを感じます。車が好きなので、お客様と車談義で盛り上がることもあり、そこから距離が縮まる瞬間が嬉しいですね。
将来的には、「YSさんと話すと、毎回何か得られる」と言ってもらえるような、“会うこと自体に意味がある営業”になりたい。いまはそのために、知識を増やし続ける毎日です。

Message|変わりたい気持ちがあるなら、その気持ちを信じていい

前職を辞めるときはすごく迷いました。でも最後は、「どちらの自分がワクワクするか」を考えてみたんです。
結果、ワクワクできたのは「転職後の自分」でした。根拠なんてなかったけれど、それだけで一歩踏み出す理由には十分でした。
今、同じように悩んでいる方がいたら、その気持ちを大切にしてほしいです。ニチボウには、働き方も、環境も、人間関係も、前向きに変われるきっかけがそろっています。