2024年8月入社。前職では地域密着型の広告代理店にて約6年半、主に飛び込み営業による新規開拓を担当。業界未経験から日本貿易印刷へ転職し、現在は北海道事業所でガソリンスタンドを中心とした顧客に対して多角的な提案営業を行う。釧路や帯広、旭川など広範なエリアを担当しながら、商材の幅を活かした営業スタイルを実践中。


お客様に“本当に必要なもの”を提案できる営業スタイルへ
前職は、地域の電話帳や市の暮らしの便利帳など、紙媒体の広告を扱う営業でした。顧客の多くは初対面の企業で、飛び込み営業が中心。自分でアポイントを取り、自分で提案資料を作り、毎日30件以上まわるような日々。断られるのが当たり前で、たとえ一度商談できても次に繋がらない──そんな“一発勝負”の営業でした。
一方で、「もっと長期的に関係を築きながら、お客様のためになる提案をしたい」という気持ちが徐々に強くなっていきました。広告という一つの枠に縛られず、相手の課題に応じて柔軟に動ける営業に挑戦したい──そう考えたとき、日本貿易印刷の存在を知りました。
「商品・サービスの幅」と「認知度の高さ」が決め手に
転職活動では、「自分が納得して働ける環境」にこだわって会社を探していました。そんな中で出会ったのが日本貿易印刷です。最初に惹かれたのは、取り扱う商品やサービスの幅広さでした。前職では“広告しか提案できない”ことにジレンマを感じていましたが、ここではチラシや看板、デジタル広告など、さまざまな切り口でお客様にアプローチできる。
さらに、ガソリンスタンド業界での高い認知度と信頼感も大きな魅力でした。「ニチボウさんなら安心」と言っていただける環境は、法人営業としての仕事のしやすさにつながります。長期的な関係性を築きながら提案の幅を広げていく――そんな営業スタイルを実現できると感じて、入社を決めました。
お客様の「困っている」に応えられる強さ
入社してすぐに実感したのは、扱える商材が多いからこそ、「困っていることに応えられる」チャンスが増えるということです。たとえば、マイクロタオルの提案で訪問した際、「タオルはいらない」と断られたのですが、話の中で「実は看板に困っていて」と相談されたんです。そこで看板提案に切り替えたところ、商談が一気に進展しました。
また、釧路のあるガソリンスタンドでは、LINE広告を提案した結果、わずか1ヶ月の配信で15台以上の洗車サービスの予約が入りました。広告費の4〜5倍の売上につながり、「ありがとう」と喜んでいただけたときは本当に嬉しかったです。今では定期的に実施するルーティンになっています。
「売る」のではなく「聞く」ことを大事にしたい
私が意識しているのは、まずお客様の話をよく聞くこと。こちらから「これいかがですか」と押しつけるのではなく、「今、困っていることはありませんか?」という対話から始めるようにしています。相手が何に悩み、何を求めているのかを知ったうえで、それに合った商材やアプローチを考える。その方が結果的に信頼関係も深まり、長くお付き合いできると感じています。
また、仮に希望の商品が自分で分からないものであっても、「一度持ち帰って社内で確認してみます」と伝えれば、社内のマーケティング部門や生産管理、専門担当の方々がフォローしてくれます。分業体制がしっかりしているおかげで、営業に集中できる環境が整っているのも大きな安心材料です。
北海道ならではの難しさも、チームで乗り越えている
北海道事業所はカバーエリアが広く、遠方のお客様を訪問する機会も少なくありません。特に冬場の移動は大変なこともありますが、もともと車の運転が好きだったこともあり、移動時間を気分転換や情報収集の時間にあてることで、前向きに取り組めています。
また、チームの雰囲気はとても良く、困ったことがあれば所長や先輩がすぐに相談に乗ってくれる環境があります。無理なく働きながら成果を出せるよう、日々の業務でもフォローし合える関係性が築かれており、実際に何度も助けられてきました。
入社当初は業界未経験ということもあり不安もありましたが、1ヶ月にわたる座学研修やOJT、本社での実地研修など、基礎から丁寧に教えてもらえる体制が整っています。いまも分からないことがあればすぐに相談できる環境があり、安心して成長を続けられています。
Message|ひとつの提案から広がる営業が、ここにある
前職では「広告を売るだけ」で終わっていた仕事が、いまでは「話を聞く」ことから始まり、「新しい提案が生まれる」仕事に変わりました。お客様の数だけ課題があり、そのぶん提案の形も無限にある。だからこそ、この仕事にはやりがいがあります。
「もっと幅広く営業したい」「お客様と長く付き合いたい」と思っている方には、きっとフィットする環境だと思います。私自身がそうだったように、新しい営業スタイルに挑戦したい方に、ぜひ日本貿易印刷を選んでほしいです。